<大相撲十一月場所>◇六日目◇15日◇福岡・福岡国際センター
今年一年を締めくくる大相撲十一月場所の六日目、まだ序盤で客の姿もまばらな時間帯に、中継カメラがあろうことか人気芸人の姿を捉えた。まさかの展開にその存在に気付いたファンが「気になって相撲に集中できない」などざわついた。幕内の取組で著名人が映り込むことはよくあることだが、“あまりにも早い”登場に「どんだけ好きなんだ」「こんな早い時間帯から」など驚きの声も聞かれた。
西のたまり席にポツンと座っていたのは、お笑いコンビ・ミルクボーイの内海崇。三段目三十四枚目・栃登(春日野)が三段目三十三枚目・朝心誠(高砂)を寄り切って2勝目を挙げた一番でそれは起こった。
両力士が土俵に上がり、仕切り動作を繰り返す中、まだ客の姿もまばらな花道に近い西のたまり席に緑色っぽい衣服を着た一人の男性の姿が。幕内の取組開始までは時間があり、三段目の取組ということで、男性の前後左右に客の姿はほとんどない。
まさかの時間帯ということもあり、その存在に気づいた目ざといファンが「あれ、内海さん」「内海来てるやん」などざわつき始めた。
相撲好きを公言する内海は昨晩、自身のエックスに「大相撲九州場所、五日目とっくに見終わってました! 明日は現地に見に行くで! 大相撲公式ファンクラブに入って、自力で当てた溜席! 初めての溜席、楽しんできます!」とはやる気持ちを投稿。さらに今日の昼過ぎには「きたぞ九州場所! 楽しみです!」と福岡国際センター前での自撮り写真を投稿。この投稿にファンからは「わぁ うらやましいです!楽しんできてください」といった反響や「内海さん、西方力士が勝ち名乗りを受ける時などに、テレビにバッチリ映っていますよ」といった指摘も多数。投稿から1時間半ほどで1000件ほどの「いいね」がついている。
今場所は大関・豊昇龍(立浪)が無傷の5連勝。1敗で大関・大の里(二所ノ関)、大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)、さらに前頭の阿炎や熱海富士らが追いかける混戦模様となっている。(ABEMA/大相撲チャンネル)