恵まれた配牌を、見事に活かした。11月19日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第1試合では、KONAMI麻雀格闘倶楽部の滝沢和典(連盟)が登板し、開始わずか約5分で跳満をアガる速攻劇。そのまま逃げ切り、個人連勝を飾った。
 見せ場はいきなり訪れた。当試合は起家から渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)、滝沢、セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)の並びでスタート。「久しぶりに来ました。ありがとうございます」。東1局、滝沢は赤牌が3つ全てある好配牌だった。これを無駄なく打ち進めると、一・四万待ちでリーチ。親の松本も応戦したものの、岡田からリーチ・赤3・ドラ2・裏ドラの跳満・1万2000点(供託1000点)を獲得した。