<大相撲十一月場所>◇十三日目◇22日◇福岡・福岡国際センター
再出場力士を応援するあまり“デカすぎる声援”が館内に響く珍事があった。あまりに大きな声に客席もざわめき、「すげえな」「ほんまマニア歓喜」と視聴者の反響も呼んだ。
注目を集めたのは序二段六枚目・本間(鳴戸)と序二段五十三枚目・千代青梅(九重)の一番。鳴戸部屋の本間は1番相撲、2番相撲と黒星が続き、3番相撲の六日目の取組には出場せず不戦敗に。3敗のまま七日目から休場していた。
そんな本間が、十三日目の取組から再出場。久しぶりに土俵に立つと、「本間すごい痩せてんじゃん」と心配の声も寄せられる一方で、客席からは「鳴戸の本間行くぞー!」「本間ガンバレー!」と熱い声援が飛んでいた。
千代青梅との一番では、立ち合い手を出して当たると、互いに頭四つの体勢となってやや膠着気味に。手を出して探り合う両者だったが、その後、素早く腰を落とした本間が相手の懐に入って一気に押し出した。勝った本間は今場所初白星となる1勝目。敗れた千代青梅は7敗目を喫した。
本間が見事に勝利すると、一部の観客が大興奮。客席から「よっしゃー!本間くんやったー!よっしゃー!本間やっったー!ありがとうありがとう!ほんまー!ほ!ん!ま!」などと絶叫する野太い男性の声が館内に響き、ほかの観客はざわめいていた。意地の初白星を挙げた本間は、勝ち名乗りを受けて花道を下がる際、大声援を送ったファンに視線を送ったのだろうか、控えめに右こぶしを握ってガッツポーズを見せていた。
異常な熱量で本間の勝利を祝福したファンの声援に、視聴者も騒然。ネット上では「すげえな」「応援w」「ほんまマニア歓喜」「声援デカすぎ」と反響が相次いでいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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