【WRC】第13戦 ラリージャパン(11月24日/デイ4)
2024年のWRC(世界ラリー選手権)タイトル争いは、最終戦までもつれた末にトヨタがマニュファクチャラーチャンピオン4連覇を達成。最終ステージで大ベテランのセバスチャン・オジエが圧巻のアタックでステージ優勝を決めた走りに注目が集まった。
前戦「セントラルヨーロピアンラリー」終了時点のポイント差は14と、ヒョンデ絶対有利のなか、トヨタの地元で開催された「ラリージャパン」。しかし、競技最終日までもつれる混戦となり、勝負の行方は最速ドライバーに最大5ポイントが与えられる「パワーステージ」のSS21次第となった。
ここで圧巻の走りを見せたのが、今季はパートタイムドライバーとして参戦しているオジエ。この日もヒョンデのティエリー・ヌービルがトップタイムを出し、プレッシャーがかかるなか、激しくインカットしながら攻めの走りでトップタイムを記録。特にステージ後半の下りセッションでは、タイトなワインディングでも躊躇せずアクセルを踏み続け、放送席からも「この下りのスピード!」「(ブレーキ)全然踏んでないですよ」 「123km/hで走るって下りを…」などと驚きの声があがり、ゲートを通過する際にはアウト側が車体に触れそうなほどギリギリのラインで攻め、実況の田畑祐一アナウンサーも「おお!攻めてますね!」と絶句するほど。
最後の最後に神がかり的な走りを披露した40歳のオジエに対し、視聴者からは、「バケモンだなw」「年重ねても早いんだ。。。」「オジェおじさん強すぎでは」「オジェ救世主」「神様オジェ様」「オジェはえええ」「オジェ神がかり」「きれてるぞこれは」「さすがレジェンドですわ」「オジェありがとう!!」と驚きと賞賛のコメントが止まらなかった。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2024』/(C)WRC)