佐藤健が語る白塗り姿の苦労「呼吸がしにくい、顔も上手く動かせない、鼻もかめない。かんだけど(笑)」
――佐藤さんは白塗りの状態でしたが、その姿で演技するのは特別な苦労があったりしましたか?
佐藤:呼吸がしにくいし、顔も上手く動かせないし、鼻もかめなくて。でも結局かんだんですけど(笑)。慣れるまでは大変でした。
――白血球姿を最初見たときは面白く感じてしまったんですけど、物語が進むにつれて気にならなくなっていました。生で見ていた永野さんはどのタイミングで違和感がなくなりましたか?
永野:初日は本当に我慢できませんでした(笑)。真っ白なのに真剣に演じられてるというのがどうしても面白くなってしまうので、健さんのからだで唯一黒い部分である瞳を見ていました。そうしていたら、気づいたら慣れていて、休憩時間も、普通に話せるようになりましたね。
佐藤:逆に白塗りしていないときに会うほうが恥ずかしかったです(笑)。すっぴんを見られるのは恥ずかしい…!みたいな。違和感もそのうちなくなってきて、そのまま外に出てしまって周りに驚かれることもありました。
――佐藤さんをはじめ、みなさん普段とはかけ離れたビジュアルをしてらっしゃいますが、どなたの変貌ぶりに驚きましたか?
永野:変貌ぶりとはまた違うかもですが、黄色ブドウ球菌(小沢真珠)は一番衣装にお金がかかっているらしく、ドレス捌きとかも大変そうでしたけど、印象的ですごかったです!
――現場の雰囲気はどのような感じでしたか?印象的なエピソードがあれば教えてください。
永野:雰囲気はすごくよかったです!特に覚えているのが、ツバメが支度場に入ってきて出ていかなくなっちゃったんです。明かりがあると出ていくとかネットに書いてあったので、みんなで携帯のライトをつけたりして試行錯誤をしていました。
佐藤:特に仲里依紗さんがツバメを出してあげたいと頑張っていましたね。最初僕はあまり気にしてなくて漫画を読んでいたんですけど、1、2時間経っても出ていかないので、最後は全員がかりで出してあげました。