「こんなに感動的な仕上がりになっているとは」体の外のシーンに驚き
――本作ではCGが多用されていたり、お二人が出演されていないシーンもあるかと思いますが、作品を実際に見たときはどのように感じましたか?
永野:CGにはびっくりしました!一番最初に驚いたのはくしゃみのシーンです。現場では「あそこを見ようか」とCGに沿った指示をいただきながら演じているだけだったのですが、まさかロケットによってくしゃみが飛んで行ってるなんて思ってもみなかったです(笑)人間界のシーンも見れていなかったし、父親役の阿部サダヲさんの体内の細胞たちとは会わなかったので、知らないシーンが多くて、一視聴者として面白かったです。
佐藤:一番驚いたのは体の外のシーンです。いい意味で予想外でした。こんなに感動的なシーンになっているんだって思えました。漫画にも体の外のシーンはないので、この脚本をいただいた時から、「すごくいいアイデアだな」と思っていました。阿部サダヲさん、芦田愛菜さんの魅力が満載で、あの描写があることで漫画でもアニメでもないオリジナルの実写化として、よりいい作品になったと思いました。
――噂によると、子どもたちが「はたらく細胞」ごっこをしているらしいです。白血球、赤血球のなりきりポイントを教えてください。
佐藤:ダッシュの勢いと、目の瞳孔が開いてる感じ。あとナイフを構える時は、重心を低く腰を落としたほうがいいです。
永野:赤血球は走る時に真っ直ぐじゃなくて、ちょっとうねうねとしながら走っています。劇中で酸素ボンベや酸素が詰まったダンボールを運んでいるので、できればボンベ的なものや、ダンボールは持って欲しいです!あと、「ええ〜!」って言う時の「〜」のセリフの長さは、思った以上に長めにするのがおすすめです(笑)