【SVリーグ】群馬グリーンウイングス-NECレッドロケッツ川崎(11月24日・女子第7節)
熱戦が繰り広げられている大同生命SVリーグ女子で、決めた本人さえも“びっくり”するほどの超絶スパイクが炸裂。チームメイトと抱き合い驚きの表情を浮かべる様子に「ちょっとおどけた表情です」と実況が注目する一幕があった。
群馬グリーンウイングスのホームである桐生ガススポーツセンターで行われたNECレッドロケッツ川崎との一戦でのこと。
2セットを先取したNECレッドロケッツ川崎が8-6とリードして迎えた第3セットでの攻防。一矢を報いたい群馬のサーブから試合が再開。これを拾ったボールがセッターに上がると、それを確認した野嶋がネット際へ走り込んでスパイク。
しかし、これが2枚ブロックに引っかかると、群馬はボールをつないでアウトサイドヒッターのリエフスカへ。助走距離が短くやや窮屈な体勢ながらも、持ち前のフィジカルを生かしてスパイク。2枚のブロックを避けるように、正面ではなくネット際の角度のないところに打ち込まれた鋭いスパイクにリベロ・大工園も届かず。一時、7-8と1点差に迫った。
直後、チームメイトと抱き合ったリエフスカは、喜ぶというよりも驚きと安堵の様子を浮かべていた。しかし、第3セットも落とした群馬は3-0(16-25、22-25、19-25)のストレートで敗れ、前日23日に続いて同カード2連敗を喫した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)