しかし菅原の手は終わってはいなかった。1索を重ね、残った7筒を切ると、手広いイーシャンテンとなり、さらに日向から5索が鳴けて1索と5筒のシャンポン待ちでテンパイだ。山には残り2枚ある。日向の一・四万待ちは山に3枚と形勢不利も、その日向がドラを掴んで菅原が「ロン」。痛恨の裏目で絶望的に見えた手が、なんと白・赤2・ドラ3の1万8000点(+600点)という超大物になって成就した。日吉は「こんなところに辿り着くなんて…」とまた驚きの声を絞り出した。
菅原はこの日が33歳のバースデー。視聴者からは「誕生日は何やっても正解」「これも麻雀」「これがパルプンテか」「今のはやばいて」「これはキレていい」「宇宙手順」「裏目が最高の結果に」と次々にコメントが寄せられた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)