チームは直近4戦、4連続で2着。そのうち3回がオーラスで捲られたものの、試合前、黒沢は「まぁでも、コツコツ刻んでいるという話だったので、『次も2着を取ってきていいですか?』」と聞いたそうだ。返事は「ダメです」。黒沢は「頑張るしかないな」と思ったそうで、「オーラスはヒヤヒヤドキドキでした」と安堵した。
この勝利で、チームポイントはプラスに転じた。「みんなで協力して耐えていたんですけれど、なかなか地上に浮上っていうのが、少し沈んだ状態でずっといたので…」。黒沢は「どこかで浮上できたらいいなと思っていたので、今日できてよかったです」とし、「ちょっとホッとしています」と笑顔を見せた。「うちのチームは、この7年間で、とても怖い思いをいっぱいしてきているので…。今、プラスにはなっているんですけれども、一切、気を緩めることなく、4人で駆け抜けたいと思います」。強気のヴィーナスが目指すのは、チーム悲願の初優勝だ。
【第2試合結果】
1着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)4万600点/+60.6
2着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)2万7400点/+7.4
3着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)1万8600点/▲21.4
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)1万3400点/▲46.6
【12月3日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +606.0(40/96)
2位 セガサミーフェニックス +438.9(40/96)
3位 U-NEXT Pirates +218.1(40/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +170.6(42/96)
5位 TEAM雷電 +52.0(42/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲47.8(40/96)
7位 EX風林火山 ▲416.9(42/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲516.7(42/96)
9位 BEAST X ▲524.2(40/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





