ただし、強烈なシュートを顔面で止めた代償は決して小さくなかった。ミュラーはすぐに顔を押さえて倒れ込んだ。そこに堂安は素早く駆け寄り、労いながらも状態を心配していた。ゴールカバーに入り、最も近くで顔面セーブを見ていたため、一目散に駆け寄ったのだろう。

 この光景には、ファンもSNS上で注目していた。「大丈夫か?」「もろに顔面…」とミュラーを心配する声や、「堂安も心配そうだな」「今のシュートに堂安しか反応してなかったな」と、堂安の振る舞いについてのコメントが並んだ。

 ミュラーはボックス内に仰向けのまま、2人の医療スタッフの治療を受けたが、約1分半後には無事に立ち上がってプレーを再開させている。

 その後、フライブルクが63分にFWミヒャエル・グレゴリッチュのゴールで1点を返すも、81分にビーレフェルトがDFルイ・オッピーのゴールで突き放して勝負あり。GKが見せた魂のセーブはむなしく、ドイツ1部で6位のフライブルクは、ドイツ3部で3位のビーレフェルトに敗戦を喫した。なお、ビーレフェルトの水多海斗は出番がなかった。

ABEMA de DAZN/DFBポカール

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