【SVリーグ】サントリーサンバーズ大阪3―2日本製鉄堺ブレイザーズ(11月29日・男子第8節)
 フルセットに及んだ激闘に終止符を打ったのは、リーグ屈指の人気選手である髙橋藍と兄・塁のまるでドラマの設定のようなワンプレー。勝利を決めた直後、弟の藍が咄嗟にとった行動とその表情にファンの注目が集まった。
 互いに2セットを奪い合って迎えた勝負の第5セット。15点先取すれば勝利の最終セットもまた終盤までもつれる激闘となった。サンバーズが14点、ブレイザーズが13点とサンバーズのマッチポイントで迎えたワンプレーは、兄の塁が巧みなジャンプサーブで相手の守備を崩して作った絶好のチャンスで、弟の藍が渾身のスパイクで勝利をもぎとった。