将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑む第37期竜王戦七番勝負は12月11日、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」で第6局の対局を行っている。注目の一局は、1日目にしてすでに終盤に突入。挑戦者の佐々木八段が見せた「令和の“考える人”」ポーズが話題となった。
 将棋界の最高峰タイトルを争う竜王戦第6局。シリーズはこれまでに藤井竜王の3勝2敗で推移している。決着局となる可能性も含む本局は、挑戦者・佐々木八段の先手で「相掛かり」の出だしに。1日目午前は互いに研究が嚙み合ったのか、猛スピードでの進行ですでに終盤戦に突入している。