近年、日本国内では急速にポーカーが広がりを見せている。海外ではカジノでプレーされるが、日本ではまだカジノがないため、アミューズメントカジノでプレーされることが多いが、そのゲーム性やスタイリッシュさが受け入れられ「ポーカー女子」も増えている。この勢いに乗り、日本で初の「ポーカー女子チーム」を作りたいとイメージするのが、ちょめだ。「本当にポーカーが上手い女性を集めて、最強の女性チームを作りたい」。自ら海外でプレーするちょめの描く夢はどんなものか。
ちょめは第1回ABEMA Queen Of Poker(AQOP)に出場、他の7人のポーカー女子を相手に、ジョージアに在住しながら海外のプレーヤー相手にしのぎを削る腕前を十分に披露した。優勝こそ逃したが「さすが」と思わせるプレーが随所に見られ、役者の違いを感じた視聴者も多かったことだろう。
ちょめ (第1回大会は)最初はみんな緊張していたんですけど、だんだんアグレッシブになって本性を現してきましたね(笑)。初めみんな意外と何もしてこないと思ったんですが、ブレイク明けからみんなアグレッシブになって。せっかくインプットした戦略を、また変えなきゃいけないくらい、びっくりするほど違いましたね(笑)。
戦いながら相手の動向を把握するポーカーにおいて、試合の中でキャラが豹変したプレーヤーが多かったことに面食らったようだ。ちょめはジョージア在住で、普段は身の丈にあったレートを選んでプレーする。リスクを負ってハイレートで勝負するのではなく、ほどよい相手を選んで、うまく立ち回っている。
ちょめ 私が普段戦っているのは、値段で言えばトーナメントならMAXでも1000ドルぐらい。1番下のレート帯でもあるので、強くない人も多いです。普通に大きな間違いをしなければ期待値を拾うことが勝つことができるフィールドです。キャッシュゲームとしてのポーカーは、上手い人と戦うよりも、自分が勝てるフィールドでやることが大前提。挑戦したい気持ちはありつつ、自分のバンクロール(軍資金)と向き合った結果、ちょうどいいフィールドで打った方がいいと思いますね。
金のやり取りがない日本のアミューズメントカジノではなく、実際に金のやり取りがあるカジノでのキャッシュゲームで戦う者だからこそ、対戦相手を選ぶことから始まるあたり、非常に現実的だ。そんなちょめも、ポーカーの入り口はアミューズメントカジノから。
ちょめ ポーカーをプレーヤーとして始めたのは5、6年くらい前ですが、それより4年前ぐらいからディーラーはしていました。その時、プレーヤーさんから煽られたことがあって「絶対、この人より上手くなってやる!」と闘志が燃えたのが最初です。今でも日本の大会でたまにディーラーはしますが、基本的にはプレーヤーだけですね。
他の仕事もしつつ週2~3日ほどはプレーヤーとして戦うが、ポーカーについては勉強してもしきれない。そこが魅力だという。
ちょめ ポーカーの面白さで言えば、一生勉強しきれないところ。GTO(Game Theory Optimal)とかも人間じゃ絶対に覚え終わらないので、どれだけやっても新しい発見があるのが面白いですね。対人ゲームなので、相手に合わせて戦略を考え始めたら、もう無限に戦略がある。これを考えて実際にプレーできた時が一番楽しいですね。自分のスタイルというのは基本的に持たないものだと思っていて、相手のスタイルを見極めながら変えていく戦い方がメインだと思います。だから相手に急に変わられたりすると、困ることもありますね(苦笑)。よくある例でいえば、チェックがすごく弱い人は、初心者から中級者までかなり広くいて、なかなか修正することができないので、そういうところはよく見ていますね。
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