鳴かせたらリーグ随一、積んだエンジンは一級品だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」12月20日の第2試合はTEAM雷電・本田朋広(連盟)がトップを獲得。今期はここまで2着が続いていたが、この日はEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)とのデッドヒートを制して待望の個人4勝目。第1試合で惜敗していた瀬戸熊直樹(連盟)のマイナスを打ち消した。
 第1試合の結果、チームがマイナスに転落。まだ傷は浅いものの、このままズルズル行く展開だけは絶対に避けなければならない。当試合は起家から渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、本田、亜樹、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)の並びでスタートした。本田は東4局2本場、カン2索のリーチを敢行。松本、亜樹との2軒リーチに割って入ったこの選択が大成功。手詰まりを起こしたたろうが、山には残っていなかった2索を切って本田のアガリだ。リーチ・一発・一盃口・赤の8000点(+600点、供託2000点)の大きな加点に成功した。