沈みかけた船が白い鳥に導かれ、また風に乗った。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」12月23日の第2試合は渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)がトップ。個人4連勝はリーグ最多記録にあと1。試合後は「5連勝を狙いたい」と頼もしいコメントも飛び出した。
 第1試合では日向藍子(最高位戦)が3着。KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)やKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)とトップ争いを繰り広げたが、親リーチのアガリが頭ハネで阻まれるアンラッキーもあり、悔しさの残る内容だった。当試合は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)、白鳥、BEAST X・猿川真寿(連盟)、岡田の並びでスタートした。白鳥は東1局、滝沢から1300点のロンで先制。東2局に猿川の満貫を親被りし後退するが、その後のテンパイ料でややスコアを戻し、3着目で東4局を迎えた。