無邪気な長身雀士が、年始から光る活躍を見せた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月9日の第1試合はセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)がトップを獲得。接戦の終盤にダマテンで親満貫を成就。オーラスは下位へしっかり差し込みを行うそつのない戦いぶりで、試合巧者ぶりを見せつけた。
 この試合は東家からU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)、竹内、EX風林火山・勝又健志(連盟)の並びで開始。竹内は東場、2度のリーチが空砲に終わり、たろうに遠く離された2着目で南入した。南1局2本場、竹内の長い腕がしなる。終盤に5・8筒待ちのリーチをかけると、先にテンパイしていたたろう、鈴木優を一気にかわす一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・平和・ドラ・裏ドラの1万2000点(+600点)でたろうに迫った。