どれだけ息を潜めていたか、すぐにわかるような息遣いだった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月9日の第2試合。EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)が決めた親跳満に視聴者が騒然となる印象的なシーンがあった。
 場面は東2局、松ヶ瀬は12巡目に赤2枚、ドラ六万を2枚使ったタンヤオ・平和・一盃口をテンパイ。実況の小林未沙は「来たー!」と大声でこれを伝え、解説の村上淳(最高位戦)も「めっちゃ高い!1万8000点だよ!?」と大興奮。松ヶ瀬はここで、そっとダマテンを選択した。