将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第74期ALSOK杯王将戦七番勝負」は1月12日、静岡県掛川市の「掛川城 二の丸茶室」で第1局の対局を行い、永瀬九段が47手目を封じて指し掛けとした。1日目の午後には、藤井王将が扇子で肩をポンポンと叩き悩まし気な表情を見せる場面も。王将の心境と2日目の進行に大きな注目が集まることとなりそうだ。
防衛4連覇を目指す藤井王将と、初の王将奪取を狙う永瀬九段が激突している注目のシリーズ。開幕局は、「掛川城 二の丸茶室」を舞台に相掛かりの戦型となり、先手番の永瀬九段のペースで進行していると見られている。
両者はタイトル戦で4度目の対決。公式戦対戦は全25局で、藤井王将が18勝7敗とリードしている。藤井王将がプロデビューして以来の研究パートナー同士としての仲としても知られており、このシリーズではどのような秘策が繰り出されるかにも大きな期待が集まっている。
1日目の時点で形勢に大きな差はないものの、主導権は挑戦者の手中に。持ち時間を多く消費することとなった藤井王将は、永瀬九段の離席中に扇子をくるくる回しながら熟考。首を傾げたり、扇子で肩をポンポン、頭をがっくりと垂らす様子も見られた。
藤井王将の心中やいかに。ファンからは「表情豊か」「がっくし」「聡太先生がんばれー」「肩たたき」「離席中はいろいろ動くね」などの声が上がっていた。
第1局2日目は、13日午前9時頃に再開が予定されている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






