将棋の「囲碁将棋チャンネル 第74期ALSOK杯王将戦七番勝負」第1局は1月13日、挑戦者の永瀬拓矢九段(32)前日に封じた47手目が開封され、午前9時に藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖、22)の手番で再開された。
防衛4連覇を目指す藤井王将に、2度目の王将挑戦でタイトル奪取を狙う永瀬九段が挑戦する新春のシリーズが開幕。静岡県西部に位置する掛川市の「掛川城 二の丸茶室」を舞台に争われている第1局は、振り駒で永瀬九段の先手に決定し、相掛かりの戦型となった。
両者のタイトル戦での対戦は4度目だが、2日制の七番勝負では初。永瀬九段は用意の作戦か、1筋から積極的に攻める趣向を見せて主導権を握ったと見られている。一方、挑戦を受ける藤井王将は、挑戦者の思惑を慎重に探り持ち時間を投入。悩まし気な表情も見せていた。
前日には永瀬九段の手番で封じ手の定刻を迎えたが、手が広い局面に挑戦者が選んだのは桂跳ねの一手。このままリードを拡大するのか、藤井王将が追い上げるのか。幸先の良いスタートダッシュを決めるのはどちらか、開幕局の星のゆくえに大きな注目が集まっている。
持ち時間は各8時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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