【写真・画像】トランプ新大統領 就任の影…アメリカに渡った移民の生活に密着「家族が来るのは無理になった」「アメリカは嫌い」 3枚目
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 そして2024年12月、プジョルジョDはアメリカ・カンザス州を訪れ、約5ヶ月ぶりにダニエルさんと再会した。アメリカへ渡った直後は英語がわからず、ハンバーガー店のメニューを読むこともできなかったダニエルさん。しかし、このときは「How are you today?(調子はどう?)」と英語で話しかけ、プジョルジョDを驚かせた。ダニエルさんの変化は、これだけではなかった。「いい車だろ?」と自慢げに見せてくれたのは、78万円(4500ドル)で購入したという中古車。「変わりましたね」というプジョルジョDの言葉に、ダニエルさんは「ここにはビッグチャンスがある」と返した。

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 このときプジョルジョDは、ダニエルさんの車に同乗し、デリバリーの仕事に密着。朝は電気会社で働き、夜はウーバーイーツの配達員をしているダニエルさんの1日の労働時間は、なんと17時間。デリバリーの仕事は深夜まで続き、午前3時が配達のピークだという。1日でどれくらい稼げるのかという質問に、ダニエルさんは「日によって変わるけど、1万2000円〜2万4000円(80〜150ドル)」と明かした。なお、ダニエルさんの話によると、経済が崩壊しているベネズエラでの最低賃金は、月収800円(5ドル)。そのため、1日でベネズエラにいた頃の2年半分の収入を得ることができ、4年間アメリカで働けば、ベネズエラで3000年働いた分のお金を手にできるという。

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