三菱UFJ銀行の貸金庫から十数億円の金品が盗まれたとされる事件で、支店長代理を務めていた元行員の女が逮捕された。
4年に渡り盗んだとされる額は、およそ14億円。FX取引や競馬で多額の借金があり、その返済のため、貸金庫の金品に手をつけたという。犯行に及んだとされる時間は、銀行の窓口が閉まる午後3時以降。客が貸金庫に出入りできない時間を狙って金品を盗んでいたとみられる。
そもそも貸金庫とは何か。一般的に銀行などに備え付けられている金庫で、一般客のエリアとは隔離され、厳重に警備されている。火災や震災にも強く、現金や貴金属、有価証券などの重要書類など、大切なものを保管するために使われる。
ではなぜそれほどの金品がなくなるまで気づかれなかったのか。元メガバンク行員のAさんは「中身を銀行員は見られない。何を入れているのか知らない」と証言する。「まず入る時は、銀行員が来て、入口のカギを開ける。銀行が差すカギと、お客が持っているカギを両方回して、初めて開く」と説明する。しかし、貸金庫に物を出し入れする際には、銀行員は立ち会わず、中身は利用者本人にしかわからないという。
Aさんは「中身を見られないから秘匿性があり、使いようによっては便利」としながら、「覚醒剤が入っているかも。悪用している方もいるかもしれない」と語る。しかし元行員の女は、スマートフォンで金庫内を撮影し、中身を記録。盗んだ貸金庫の客がやってくると、他の客の金庫から一時的に補てんするなどの偽装工作をしていたとされる。
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