注目を浴びた若手力士は序ノ口十三枚目・天ノ富士(伊勢ヶ濱)。愛媛県松山市出身、平成20年(2008年)生まれ16歳の天ノ富士は、昨年三月場所の前相撲で初土俵を踏んだ新鋭だ。
身長172センチ・体重83.3キロとまだ小柄な体格の天ノ富士が九日目に対戦したのは、身長185センチ・体重139.5キロと一回り以上大きな序ノ口九枚目・京の里(伊勢ノ海)。身長差は13センチ、体重差は56.2キロにもおよんだ。
体格差のある一番となったが、立ち合い真っ直ぐに当たっていった天ノ富士は、左に回り込むと果敢な攻めを展開。頭をつけて前に出続け、最後は堂々と押し出して勝利した。16歳若武者の見事な勝利に客席からは拍手喝采が送られた。天ノ富士は3勝目を挙げ白星先行とした。敗れた京の里は3敗目を喫した。
見事に体重差を制した16歳若手力士に、ABEMAの視聴者も「これは人気出そう」「雰囲気ある」「元気がある」「いいね」「激しい」と大盛り上がり。ざんばらの“ロングヘア”にも「髷結えそう」「来場所は結べるかな」と注目が集まった。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





