取組を受け、ABEMAで解説を務めた元関脇・嘉風の中村親方は「2人は喧嘩四つで、翔猿は右を差したい、伯桜鵬は左を差したいんですけど、途中で(翔猿が)2本差すような形に」と指摘。
さらに、「相撲のベースとなるのは“前に出ること”なんです。『引かば押せ、押さば押せ』という言葉があるんですけど、伯桜鵬は相手に対抗するために押すということをずっと我慢してやっていたんですね」と解説すると、「しかも(伯桜鵬は)自分の形ではない翔猿の形になっても我慢して、絶対に引かないんですよ」「自分の形ではないですけど前に出ていって、翔猿は投げるしかなくなりました。伯桜鵬がよく我慢して、よく攻めた、そういう一番でした」と“令和の怪物”を称賛した。
優勝争いに絡んだ令和5年(2023年)九月場所以来、8場所ぶりに再入幕を果たした伯桜鵬が幕内後半戦で派手に勝利すると、ファンも「おおおお」「超豪快」「ぶん投げた」「力こそパワー」「筋肉やばいね」「怪物だ」「すっごい取組でした」と大興奮。敗れた翔猿の表情にも「ワロてはるw」「ニヤァ」「苦笑い」と注目する声が相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



