アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)の3期は、2024年10月から放送がスタートしました。襲撃編(全8話)は、11月20日に放送された第58話にて終了し、その続きとなる反撃編(全8話)が2025年2月5日からの放送を予定しています。アニメ1期は、2016年4月から9月、2期は2020年7月から9月、2021年1月から3月に分割2クールで放送されました。
原作は、2012年から「小説家になろう」にて連載され、2014年に書籍化された同名のライトノベルです。2024年12月時点で、原作小説39巻までが刊行されていて、短編集やコミカライズなども含め、全世界シリーズ累計部数(電子書籍含む)は1300万部を突破しています。
この記事ではアニメ「リゼロ」に登場する「嫉妬の魔女」サテラをピックアップ。その正体や能力、登場シーンについても解説していきます。
目次
- アニメ「リゼロ」とは
- アニメ「リゼロ」サテラの基本情報!プロフィールや声優を紹介
- アニメ「リゼロ」サテラの登場シーンは?
- アニメ「リゼロ」サテラの能力は?
- アニメ「リゼロ」サテラの正体は?
- スバルやエミリアとの関係は?
- サテラはいいやつ?
- まとめ
- アニメ「リゼロ」のレビュー・口コミ
アニメ「リゼロ」とは
アニメ「リゼロ」は、主人公の高校生・菜月昴(ナツキ スバル)が、突然、異世界に召喚されたところから始まるダークファンタジーです。スバルは、召喚直後に窮地を救ってくれたハーフエルフのエミリアに一目惚れして、次期国王を決める「王選」の候補者であるエミリアの力になるべく、エミリアの騎士となります。その後、謎の暗殺者や魔女教の大罪司教から攻撃を受け何度もピンチに陥りつつも、スバルは召喚時に得た自らの死によって一定の時間を遡る「死に戻り」の力を使い、よりよい未来になるように奮闘します。
スバルは、特別な能力を持たない平凡な高校生でしたが、エミリアや周りの人たちを助けたいという気持ちだけは強く持っています。その思いが徐々に周りへと伝わり、スバルは仲間を増やしながら、エミリアとも距離を縮めていきました。そして3期では、魔女教大罪司教との戦いが激化し、スバルは何度も死に戻りながら、壮絶な死闘に身を投じていきます。
アニメ「リゼロ」サテラの基本情報!プロフィールや声優を紹介
サテラはアニメ「リゼロ」に登場する「嫉妬の魔女」です。400年前にルグニカ王国へ厄災をもたらした魔女として広く知られていて、現在でも人々に恐れられています。
サテラの基本情報【プロフィール】
サテラは長い銀髪に紫紺の瞳のハーフエルフで、黒いローブを身に着けています。「リゼロ」の中でもとくに謎の多い存在で、身長や誕生日などの情報も、公式には明らかになっていません。
サテラの基本情報【声優】
サテラの声優は未発表です。声はアニメの作中で聞くことができますが、クレジットにサテラの名前は記載されておらず、公式でも未発表のままです。担当声優が明かされていない理由は、サテラが謎の魔女であるという設定に合わせられている可能性があり、正体が判明すれば公表されるかもしれません。
アニメ「リゼロ」サテラの登場シーンは?
アニメ2期終了までに、サテラは2回ほど物語に登場しています。
第34・35話
第34話の終盤、2度目のエキドナの茶会から戻ったスバルが聖域の墓所から出ると、周囲は黒い影に覆われていました。呼んでも誰も返事をしない状況に焦るスバルへ、サテラが影から現れます。そして、スバルがサテラの影に飲み込まれそうになったとき、ガーフィール・ティンゼルが現れてスバルを助けてくれました。
続く第35話では、スバルとガーフィールは、みんなを助けるためにロズワールの屋敷に向かおうとしました。しかし、スバルを追うサテラは影から「見えざる手」を伸ばし、最後にはスバルを飲み込んでしまいました。
第37・38話
3回目のエキドナの茶会に招かれたスバルの前に、ほかの大罪の魔女たちも姿を現しました。エキドナはスバルに自分との契約を求めますが、スバルはエキドナがベアトリスを400年も待たせたことに怒りを感じます。そして、スバルがエキドナではなくベアトリスの手を取ることを宣言したところで、周囲に黒い影が落ちてサテラが現れました。
アニメ「リゼロ」サテラの能力は?
嫉妬の魔女としてのサテラの能力の全容は明らかになっていません。ただし400年前にほかの魔女を飲み込み、世界を滅ぼしかけたということから、かなり強い力を持っていることがわかります。
明らかになっている能力としては、黒い影を操り「見えざる手」を出すというものです。第34・35話で聖域に現れたときに、サテラは黒い影で周囲を覆い尽くし、戦闘力の高いガーフィールが手も足も出ないほどの力を見せました。また、第18話では怠惰の大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティと戦っていた大精霊パックが「サテラの半分、千は影を伸ばしてみせろ」と言っていることから、サテラは同時に2000もの見えざる手を出すことができるようです。
スバルに死に戻りの能力を与えたのはサテラ?
スバルに「死に戻り」の能力を与えたのはサテラです。スバルは「魔女の残り香」と言われるサテラの気配をまとわせていて、死に戻りをするたびにそれが強くなっています。サテラの能力により、スバルが死に戻りについて他人に言うことは許されず、言おうとすると心臓を締め付けられるような痛みをもたらします。
サテラがスバルに死に戻りの力を与えたのは、スバルに愛情を持っていて、死んでほしくないと思っているからです。しかし、サテラにとってスバル以外の人はどうでもいいので、ほかの人の死やダメージは死に戻りに影響しません。暴食の大罪司教との戦いでは「レムが食われる以前に戻ってほしい」とスバルがどれだけ願っても、スバルの意思ではそれが実現しませんでした。
アニメ「リゼロ」サテラの正体は?
サテラは7つの大罪を冠する魔女のひとりで「嫉妬の魔女」です。400年前に強欲・憤怒・暴食・傲慢・怠惰・色欲の6人の魔女を飲み干し、世界を滅ぼしかけたことで、現在でも恐れられています。ルグニカ王国の人々にとって、「魔女」といえば「嫉妬の魔女サテラ」のことであり、銀髪のハーフエルフというサテラと同じ特徴を持つエミリアも周囲から距離を置かれていました。
サテラは、嫉妬の魔女因子を取り込み、嫉妬の魔女となりました。そのため、もともとのサテラと嫉妬の魔女は別の人格です。サテラに飲み込まれた6人の魔女たちも、それは嫉妬の魔女がしたことと考え、エキドナ以外はサテラに悪い感情を持っていません。第37話では、テュフォンはサテラを「テラ」と呼んで笑顔で手を振り、ミネルヴァもサテラを責めたてようとするスバルからかばっています。
ただし、エキドナだけはサテラを嫌い、もともとサテラが茶会の場へ入ってこないように境界を設けていました。そして、それでも茶会へ訪れたサテラに「礼儀知らずめ」と厳しい発言をしています。
現在は封印されている?
サテラは400年前に世界を滅ぼしかけたときに、「神龍」「賢者」「剣聖」の三英傑の手で世界の端の大瀑布に封印され、今も長い眠りについています。この封印を解いて嫉妬の魔女を復活させることが魔女教の目的です。
スバルやエミリアとの関係は?
サテラとスバル、エミリアとの関係は、明らかにされていません。
スバルは異世界へ召喚されたとき、サテラの存在を知りませんでした。しかし、初めてサテラと対面したときに「愛している」と何度も繰り返され、さらに「私にすべてを与えてくれた」と言われていることから、スバルとサテラには過去になにかの因縁があったことが察せられます。
エミリアは銀髪に紫紺の瞳を持つハーフエルフで、容貌がよく似ていることから、サテラと何らかの関係があることを疑う声も上がっています。また、第35話でスバルがサテラの影に飲まれた後と、第38話のエキドナの茶会でサテラから「私を殺しに来てね」と言われたときに、スバルは「俺が必ずお前を救ってみせる」と言っていました。
これは第1話の冒頭でスバルが言っている言葉と同じであり、同じく第1話のスバルが最初に死に戻りをしたときにも、エミリアの手を取りこの言葉を言いながら命を落としています。スバルがエミリアに言ったのと同じセリフをサテラに向けていることも、エミリアとサテラの関係性の伏線になっている可能性があります。
サテラはいいやつ?
サテラはスバルに「死に戻り」の力を与えてまで、スバルが生きることを望んでいます。ただし「死に戻り」ができるから死んでもいいというわけではなく、スバルに「自分を大切にしてほしい」とも伝えていました。このことから、嫉妬の魔女として恐れられるサテラが「実はいいやつなのでは?」と考える人もいるようです。サテラと嫉妬の魔女は別人格であることも考慮すると、サテラ自身は本当に悪い人物ではない可能性もあります。
とはいえ、スバルに生きていてほしいのであって、スバルの大切な人までは助けようとしないことから、純粋にスバルの幸せを願っているとも言い切れません。また、死に戻りのことを人には言わせない点から、スバルへの独占欲もうかがわせます。
まとめ
サテラは、400年前に世界を滅ぼしかけて封じられた「嫉妬の魔女」です。スバルに「死に戻り」の力を与えた、ストーリーの鍵を握る重要な存在でもあります。その正体や能力にはまだ不明な点も多いですが、ストーリーが進むにつれて、その正体も明らかになっていくことでしょう。今後の展開、そしてサテラの活躍も楽しみに待ちましょう。
(C) 長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会
アニメ「リゼロ」のレビュー・口コミ
パンドラとレグルスの戦闘シーンでパンドラがレグルスを地中に埋めるシーンが面白かった ラインハルトが龍剣を抜く時の地響きで鳥肌が立った。
スバルが演説するシーンが良かった それにより民衆が立ち上がるシーンに感動した 魔女教大罪司教はチートだなと思った
スバるんを見てられない場面もあったが惚れた。レムりんはよ復活はよ。エミリアたんマジ天使だけどレグルスお兄さんを53発も一方的にボコボコにしてた時はちょっと引いちゃった。とても楽しませてもらってます。毎話、次の話が見たくなって終われませんありがとう
死に戻りという少しぐろい内容があるものの、仲間を増やし、エミリアの騎士として王選に参加し、魔女教と戦い、心躍る内容で、いつも楽しみにしている。
アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 始まりの終わりと終わりの始まり | はじめての死に戻り |
2 | 再会の魔女 | 激怒するエミリア |
3 | ゼロから始まる異世界生活 | イケメンがみんなを救う |
4 | ロズワール邸の団欒 | 目覚めると双子のメイドが |
5 | 約束した朝は遠く | 目覚めて気づく死に戻り |
6 | 鎖の音 | 敵の正体はまさかのレム |
7 | ナツキ・スバルのリスタート | 崖から飛び降りリスタート |
8 | 泣いて泣き喚いて泣き止んだから | エミリアたんの膝枕 |
9 | 勇気の意味 | 鬼化して高笑いするレム |
10 | 鬼がかったやり方 | ラムを投擲するスバル |
11 | レム | 「鬼がかってますね」 |
12 | 再来の王都 | 王選候補者・フェルト |
13 | 自称騎士ナツキ・スバル | スバルを拒絶するエミリア |
14 | 絶望という病 | レムに膝枕されるスバル |
15 | 狂気の外側 | 脳が、震える震える |
16 | 豚の欲望 | 霧から覗く巨大な目玉 |
17 | 醜態の果てに | ラムにも忘れられるレム |
18 | ゼロから | 1から、いいえ、0から |
19 | 白鯨攻略戦 | 妻を愛するヴィルヘルム |
20 | ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア | ヴィルヘルムと妻の過去 |
21 | 絶望に抗う賭け | 白鯨との戦いが決着 |
22 | 怠惰一閃 | ペテルギウスを撃破…? |
23 | 悪辣なる怠惰 | 体を乗っ取られるスバル |
24 | 自称騎士と最優の騎士 | スバルとユリウス共闘 |
25 | ただそれだけの物語 | 「レムって誰のこと?」 |
26 | それぞれの誓い | 新たな魔女教大罪司祭 |
27 | 次なる場所 | “強欲”の魔女エキドナ |
28 | 待ちかねた再会 | エキドナとお茶会 |
29 | 親子 | 目覚めると現在の日本 |
30 | 踏み出した一歩 | エミリアを抱きしめる |
31 | 少女の福音 | レムと再会するラム |
32 | ユージン | 捕らえられたスバル |
33 | 命の価値 | 兎に食べつくされる… |
34 | らぶらぶらぶらぶらぶらぶゆー | “暴食”の魔女ダフネ |
35 | 地獄なら知っている | ペトラとデートの約束 |
36 | 死の味 | 泣きわめくベアトリス |
37 | 魔女たちの茶会 | 目覚めたらレムが… |
38 | 泣きたくなる音 | “嫉妬”の魔女サテラ |
39 | STRAIGHT BET | パックと契約破棄 |
40 | オットー・スーウェン/信じる理由 | 大きな喧嘩とキス |
41 | クウェインの石は一人じゃ上がらない | “見えざる手”アッパー |
42 | 記憶の旅路 | エミリアの過去の記憶 |
43 | 平家星の笑った日 | “虚飾”の魔女パンドラ |
44 | エリオール大森林の永久凍土 | フォルトナの最期 |
45 | 聖域の始まりと、崩壊の始まり | スバルVSロズワール |
46 | 咆哮の再会 | ラムVSロズワール |
47 | 水面に映る幸せ | 号泣するベアトリス |
48 | 血と臓物まで愛して | エルザと決着のとき |
49 | 俺を選べ | スバルを選ぶベアトリス |
50 | 月下、出鱈目なステップ | スバルとエミリアのダンス |
51 | 劇場型悪意 | おぞましすぎるシリウスの力 |
52 | 氷炎の結末 | 掛け声まで可愛らしいエミリアのバトル |
53 | ゴージャス・タイガー | ガーフィールの男気、ミミの「よしよーし」 |
54 | 都市庁舎奪還作戦 | スバル、渾身のお姫様抱っこ |
55 | 濁流 | “ゲス顔エミリア”の罵倒 |
56 | 騎士の条件 | プリシラの圧倒的火力 |
57 | 最も新しい英雄と最も古い英雄 | 心震わす大演説 |
58 | いつか好きになる人 | 反撃の狼煙が上がる! |
59 | 混戦都市 | お着替えプリシラ |
60 | 強欲攻略戦 | エグめのキスで正気に |
61 | リリアナ・マスカレード | 歌姫、一世一代の大舞台 |
62 | レグルス・コルニアス | 掛け声と破壊力の差よ |
63 | 戦士の称賛 | 躍動感MAXなガーフィール戦 |
64 | テレシア・ヴァン・アストレア | テレシアの一生 |
65 | 醜悪なる晩餐会 | 理不尽に無敵なカペラ |
「Re:ゼロから始める異世界生活」原作小説
・TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』オフィシャルサイト