今回驚くべきことは、大勢の人がいる駅前ということだけではなく、およそ80メートル先には派出所があったのにもかかわらず、事件が起きたということ。防犯カメラを見ると、現場から逃走した男が派出所の先にあるホテルの前を通過した1分後、警官が派出所から出てくるが向かったのは、男が走った方向とは逆方向。とっくに逃げた後だった。
男の足取りが途絶えた線路沿いの道を歩いてみると、いきなり人通りも少なく暗い道になる。警察によると、車や列車、バスなどに乗った形跡はないということだが、どうやって逃げたのか。「遠方だと検問にひっかかる可能性がある。犯行現場からすぐに走って逃げて家に帰る。(容疑者の自宅が)犯行現場から近いから、検問にかからない緊急配備にかからない可能性がある」(秋山氏)
容疑者が逮捕された場所は、犯行現場からおよそ3キロの自宅だった。矢口容疑者は取り調べに対し黙秘しているという。
また、警察によると容疑者の男は、1時間近く前から現場付近にいたという。秋山氏は「ターゲットの狙いを定めていたと思う。駅前の停留所は1番から9番まであったが、現場の3番はかなり(乗客の)縦列があった。多分その路線は人口の多いところへ行く路線で、そこに狙いを定めていつ行こうかと待ち構えていたと思う」と推測した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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