たった一瞬の仕草が相撲ファンを魅了した。大関・大の里(二所ノ関)が前頭四枚目・宇良(木瀬)を押し出しで下した瞬間、宇良が土俵下に落下しないようにと瞬時に手を差し伸べた。このシーンにファンはほっこり。「大の里、好感度爆上がり」「キュンとした」「優しい」などの声が寄せられた。
勝負は一瞬だった。宇良の攻めの形を読んでいたかのように、大の里は諸手突きで対応。大の里は10勝5敗、宇良は8敗目を喫し負け越しとなった。
この取組を受け、解説の元横綱・若乃花の花田虎上氏は「この攻め方が最善だと思う」と大の里の対応について触れつつ、「あの諸手が両方当たってしまうとね。宇良としてはレスリングスタイルの下から潜っていこうという一歩手前であたっちゃいましたね」と話していた。
宇良も右手のジェスチャーで感謝2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



