今、現代を生きる労働者に向けた、ある投稿が話題となっている。
「いい加減『ブルーカラーだろうがホワイトカラーだろうが、少なくとも1日8時間、週5日に耐えうる人材は減っている』ということに我々は気づくべき」(Xから)
「1日8時間×週5日」に疑問があがっているが、これは厚労省が法律で定めている標準的な労働時間。なぜ耐えられる人が減っているのか。
「減っているというのは、人間の能力低下ではなく、技術進歩と労働の密度についていけないこと」(Xから・一部抜粋)
投稿に対し、「今と昔じゃ仕事の量もレベルも違うと思う」「昔は資料をホチキス止めする時間が休憩になってた」「技術が上がった分、この基準も見直すべきでは?」と賛同の声があがっている。パソコンやスマホで多くの情報を処理する現代人。昔より仕事での疲労感も大きいのかもしれない。1日8時間×週5日は無理なのか。現代人の労働時間を『ABEMA Prime』で考えた。
■「出勤から退勤まで 頭も体も休まる時間がない」
「現代で1日8時間、週5日働ける人材が減っている」との投稿が話題になった、ケティちゃんさん(32)。現在は宿泊業で働き、3年目を迎えている。
投稿した経緯は、「出勤から退勤まで 頭も体も休まる時間がない」「接客も同僚とのコミュニケーションも疲れる」「PC・スマホで常に誰かと繋がり情報を浴びる」ことからだったという。
ケティちゃんさんは、「1日8時間、週5日ムリだよというと、驚く方がいらっしゃると思う」とした上で、「僕よりもバリバリ働いて、キャリアがある人がもうムリと言っていたり、中には精神科での治療を受けていたりする」。
自身が働いていた時代と比べて、「今は働きやすい環境にはなっていると思うが、それでも若い人が辞めてしまうのは珍しくもなく、ここ数年で適応障害という言葉もよく聞くようになった。僕以外にもしんどい人がいる」と主張した。
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