日本将棋連盟は2月3日、2024年の獲得賞金・対局料ベスト10を発表した。賞金王は、3年連続で藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)。昨年6月に保持していた全8タイトルのうちのひとつ「叡王」を失冠したものの、七冠を堅守、2つの永世位獲得とその存在感を見せつける一年だった。その結果、獲得賞金・対局料は推定1億8,634万円で1989年の統計発表以来最高額を記録した前年から、約1,078万円減の1億7,556万円だった。
ランキングは2024年1月1日~12月31日が対象。2位は藤井竜王・名人の牙城を崩し叡王位を奪取した伊藤匠叡王(22)、3位は王座戦挑戦、朝日杯優勝を飾った永瀬拓矢九段(32)だった。なお、女流棋戦では西山朋佳女流三冠(白玲、女王、女流王将、29)が1位だった。
2024年獲得賞金・対局料ベスト10




