アイルランド代表が5-10と5点ビハインドで迎えた52分。敵陣22メートルから少し入ったところでパスを受けたアキは、左サイドにはスペースがなく、真っ直ぐ突進するか、内側に切れ込むかの2択しかなかった。するとアキは迷わずトライエリアに向かって一直線。タックルに来た1人目をあっさり弾き飛ばすと、続いてフォローに来た2人相手にもひるまずさらに突進。1人を弾き飛ばし、もう1人を引きずるようにトライエリアに入り込みグラウンディングに成功、同点トライを決めた。
トライの瞬間、太い腕でガッツポーズを見せたアキに対し、チームメイトも手洗い祝福。ベテランの健在ぶりに、スタジアムのファンからも大歓声が贈られていた。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)


