9分、敵陣22メートルライン上でのラックからボールが展開されると、左サイドの狭いところから、スレイドが相手ディフェンスラインの裏を突く、絶妙なグラバーキック。完全に誰もいない空間にボールが転がる中、不規則なバウンドを冷静に見極めつつ、一気に走り込んだマーリーがボールをキャッチ。そのままトライゾーンへと飛び込んだ。
マーリーからすれば、しっかりボールさえキャッチできればトライ確実という大チャンスだっただけに、普段以上に慎重になっただろうが、ミスすることなくトライを決めるあたりはさすが。今後も、このマーリーがイングランド代表のスピードスターとして疾走するケースが増えてくるだろう。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)


