0-7とリードされていたアイルランド代表だが、一瞬のチャンスを逃さなかった。ハーフウェイラインからやや自陣に入ったところから大きくボールを展開。左サイドの端に構えていたNo.8ケーラン・ドリスにボールが渡ると、ドリスは1対1の状況から個人技で相手を突破。一気に敵陣深くに進入した。このビッグチャンスをフォローしたのがギブソン=パーク。ドリスからパスを受け取ると、広いスペースを有効に使って走り込み、ディフェンスが近づいてきたところを、じっくり引き付けてから左足でグッと踏み込み、右側へステップ。華麗に相手をかわし、そのままトライゾーンへと滑り込んだ。No.8にSH。チームの柱である2人による個人技の共演にはスタジアムも大盛り上がりだった。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)


