この男が饒舌となれば、ライバルチームにとってこれほど恐ろしいこともないだろう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」2月6日の第2試合は渋谷ABEMAS・多井隆晴（RMU）がトップを獲得。万全手順のリーチ&一発ツモでリードを築き、終盤は鉄壁の守備力で逃げ切った。
第1試合は今期ここまでチームを牽引してきた白鳥翔（連盟）が、勝又の猛攻を浴び3着。当試合は起家から赤坂ドリブンズ・渡辺太（最高位戦）、U-NEXT Pirates・鈴木優（最高位戦）、多井、EX風林火山・勝又健志（連盟）の並びでスタートした。多井は東1局1本場、鈴木優との2軒リーチを制して満貫のアガリ。アガリがほぼ見込めない手牌を丁寧にまとめ、鈴木優のホウテイ打牌（最後のツモ牌）で見事に打ち取った。
親番の東3局は仕掛けて軽い1500点のアガリ。“最速最強”復活のアガリは次局に生まれた。同1本場、多井は順調なツモで5巡目に2・5索待ちのテンパイ。「リーチ！」と高らかに宣言した。ゆっくりと腕を振り、引き寄せた一発ツモの牌は2索だ。裏ドラはないが、リーチ・一発・ツモと点パネで7800点のアガリ。これで点棒は4万点オーバーとなった。
多井隆晴の猛烈トークMリーグ 日程
12月8日（月）
12月9日（火）
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