状況は敵陣22メートルライン付近から。ボールを持ったスミスは右サイドに視線を送ると、ライン際を疾走するフリーマンの姿を捉えた。タイミングをはかってから、絶妙の高さ、スピードでふわりと蹴り上げたボールに対し、フリーマンもジャストタイミングでジャンプ。競り合う相手選手をはねのけ両手でがっちりキャッチすると、その後もタックルを受けながら身長188センチ、体重102キロの体格を活かして、そのままトライエリアになだれ込んだ。
正確無比なスミスのキックに、絶好機を活かすフリーマンの決定力。2人だからこそ生まれたトライに、満員に詰めかけた地元ファンからも大歓声が起きていた。
(ABEMA/WOWSPO/ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ)


