見た目も麻雀も、全てがセクシー。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」2月10日の第2試合はKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典（連盟）がトップ。BEAST X・鈴木大介（連盟）との接戦となったオーラス、差し込みを誘う赤切りで見事な逃げ切り。それでも麻雀に誠実なヒーローは、試合後の反省も忘れなかった。
第1試合は伊達朱里紗（連盟）がオーラスで悔しい逆転負け。プレミアムナイトが開催され、ファンの注目も高い当試合は起家から滝沢、U-NEXT Pirates・仲林圭（協会）、鈴木大介、赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）の並びでスタートした。滝沢は東2局、仲林との2軒リーチを制して満貫のアガリ。しかし東4局、今度は鈴木大介のリーチとぶつかり、満貫の放銃となって貯金を吐き出してしまう。
アガリの全てがロンアガリとなった珍しいこの局、軽快なペースで進み南2局。滝沢は鈴木大介、園田の3人で展開したリーチ合戦を制して5200点の加点。南3局も2600点を仲林からアガり、微差のトップ目でオーラスへ突入した。
滝沢は南4局、ダブ南をポンして攻め立て、周囲に圧をかける。場況で選んだペン7筒待ちでテンパイすると、途中に5筒を引いてきた。ここで焦点となったのは唯一差し込んでくれる可能性のある3着目・仲林の立ち回りだ。仲林はもし滝沢へ3900点を放銃すると鈴木大介の下に行き4着となってしまうが、2000点であれば今の着順で終われる。そしてこの瞬間、滝沢が手元にある456のピンズメンツから赤5筒を空切れば、打点の安さをアピールした上で仲林からの差し込みを誘うことができる。
謙虚に勝利を振り返る滝沢和典Mリーグ 日程
12月8日（月）
12月9日（火）
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