ここでは滝沢は5筒をツモ切りとしたが、次巡にまた5筒を引くと、今度は手の内から赤いほうを切った。この挙動から滝沢の意図を察した仲林。浮いた7筒を切り、滝沢がダブ南で2000点のアガリ。無事に逃げ切ってトップを決めた。このプレーにファンからは「すげえかけひきww」「プロの一打」「赤切った」「エグい事やってる」「これすごすぎんか」「涙出てきた」と称賛の声が立て続いた。
試合後は「準備ができていなかった、1枚目で赤を切るべき」と猛省した滝沢。「ああいう練習しているのになあ…」とどこまでも自分に厳しいところを見せた。またこの日はいつもと一風変わった無造作ヘア。これには「僕自身はしっくり来ていなくて…」と照れ笑いを浮かべていた。残り僅かなレギュラーシーズン、滝沢は「セミファイナル進出に向けて頑張ります」と堂々と述べ、またファンを沸かせていた。
【第2試合結果】
1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)3万7800点/+57.8
2着 BEAST X・鈴木大介(連盟)3万4900点/+14.9
3着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)1万4500点/▲25.5
4着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)1万2800点/▲47.2
【2月10日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +843.2(72/96)
2位 U-NEXT Pirates +376.4(72/96)
3位 セガサミーフェニックス +310.3(70/96)
4位 TEAM雷電 +81.4(72/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +19.8(74/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲141.0(72/96)
7位 EX風林火山 ▲277.1(72/96)
8位 KADOKAWAサクラナイツ ▲291.2(72/96)
9位 BEAST X ▲961.8(72/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





