【写真・画像】決勝カードは近藤誠也八段VS井田明宏五段に決定!“勝率9割”の服部慎一郎七段、佐々木勇気八段はベスト4で敗退/将棋・朝日杯 1枚目
【映像】注目の朝日杯準決勝・決勝

 第18回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント準決勝が2月11日、東京都千代田区の「有楽町朝日ホール」で行われ、近藤誠也八段(28)と井田明宏五段(28)が勝ち上がり、それぞれ初の決勝を決めた。

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 全員が初優勝を狙うフレッシュな顔ぶれとなった準決勝の2局。井田五段は、今年度成績驚異の9割(36勝4敗)で準々決勝で藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)を破り4強入りとなった服部慎一郎七段(25)との対戦となった。先手番となった井田五段は、得意の雁木を志向。勢いに乗る強豪の力を封じ込めると、後手を圧倒。緩みのない指し回しを見せると、井田五段が129手で勝利を飾った。

 もう一方の準決勝では、近藤八段と前期竜王挑戦者だった佐々木勇気八段(32)が激突。来期は順位戦A級でも顔を合わせることになる強豪同士の対決となった。佐々木八段の先手で角換わりの出だしとなると、持ち時間をたっぷりと投入する展開に。主導権を握ったと思われたが、近藤八段が追い上げて形勢を引き戻してみせた。じりじりとリードを拡大させた近藤八段に対し、佐々木八段も渾身の粘りを見せたが、130手で近藤八段が白星を手にした。

 この結果、第18回朝日杯の決勝カードは近藤八段 対 井田五段に決定。両者は公式戦初手合いとなる。初優勝を決めるのはどちらか。午後2時15分から予定されている注目の一戦から目が離せない。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で、優勝賞金は750万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【放送】第18回 朝日杯準決勝・決勝 服部七段-井田五段/佐々木八段-近藤八段
【放送】第18回 朝日杯準決勝・決勝 服部七段-井田五段/佐々木八段-近藤八段
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