■「規制しすぎても反社会的勢力が出てくる」

林官房長官の発言
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 国がIRを進めている中、オンラインカジノはダメだと言っている現状について、津田氏は「私からすると賭博とはそういうものだ。薬物とはちょっと違う。徹底的に駄目というわけではなくて、この程度までは許してあげると警察や政府が決められる。そもそも競馬だってはるか昔は違法で、違法、黙認、公認という段階を踏んでいる」と語る。

 賭博の性質上、アウトとセーフのラインを明確にできないのか。「全面的に禁止してしまうと、必ず反社会的勢力が出てくる。いわゆる風俗店と一緒だ。禁止してもユーザーはいるから、結局すべて反社会的勢力が資金源として取り込んでしまう。国が、この程度まではやってもいいよと決めて、そこに対してコントロールを加えていく。これが賭博に対する行政の伝統的なあり方だ」。

  また、規制を厳しくした場合でも、「恐らく反社会的勢力が抜け道みたいなサイトを作る。そこはアルカポネの禁酒法時代の話と一緒で、規制しすぎてしまっても駄目だ。かといって野放しにもできない。絶妙な塩梅みたいなのがある。それを決めるのは警察だ」とした。

(『ABEMA Prime』より)

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