【写真・画像】オンラインカジノに1日400万円、10社の消費者金融…沼った男性「本当にパッと結果が出る」原因はタイパ? 脱出法は? 1枚目
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「総額で1200万円以上はつぎ込んでいる。多いときは一日で300万円から400万円ぐらい賭けていたはずです」

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 こうすけさん(仮名、36歳)はかつて7年間、オンラインカジノにのめり込んだ。現在はギャンブル依存症から回復している。もともとパチンコなどに深く入れ込む性格だったが、オンラインカジノの存在を知ったきっかけはブログのバナー広告だったという。

身近さとタイパの虜に

こうすけさん(仮名)
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「ブログ記事とかを見ていると、バナーがちょこちょこ出てくると思うが、その時の広告だ。パチンコ・スロットはもうやらずにオンラインカジノオンリーでずっとやった」(こうすけさん、以下同)

 常に賭けごとのことを考えるようになったこうすけさんは、「仕事しながら一日中片手間でオンラインカジノをしていた。トイレの時も、数分の隙があればやっていた。最初は自分の金でやっていたが、すぐに首が回らなくなり、消費者金融から借金をして10社以上は借りていた」と振り返る。

 生活も金銭感覚も制御不能になった原因は、「24時間365日、いつでもプレイできてしまう。10秒くらいで結果が出ることに惹かれた。パチンコだと当たるまで何回も回さなきゃいけないがオンラインカジノは本当にパッと結果が出るので」と分析する。

 パソコンやスマホのみで完結する身近さとタイムパフォーマンスの虜になってしまった中で加速度的に手を染める要因に違法カジノサイトからの“ある働きかけ”もあったという。

「サイトから入金させようと、入金のボーナスみたいなメールが来る。例えば『入金額の100%をボーナスとして無料で差し上げますよ』というように。本当に症状が進行していくと何も考えられなくなり、『とにかくギャンブルし続けてしまう状態』に。中身を見ずに考えずに入金していたこともあって、今思えば操作されていたのだと思う」

 ギャンブルをやめるために自助グループに参加した後も再び手を出してしまったが、そこで起きた「残念な出来事」が結果として本当にやめることにつながったという。

「自助グループに通う中で仲間の経験を聞いたのに、『今まで自分のやり方が悪かっただけなんじゃないかとか、次こそはちゃんとコントロールしてギャンブルとうまく付き合えるんじゃないか』とか考えているうちにお膳立てが整ってしまって、また症状が再発してギャンブルをやってしまった。その後にようやく自分の考えや判断で行動したことが間違っていたと気づき、『自助グループにつながった後に再発してよかった』と思う。そこから回復活動に取り組めるようになっていった」

依存症の危険度を自己診断「LOST」とは?
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