都市部の方が子育てペナルティが強い?
子育てペナルティの研究について、教育経済学を専門とする慶應義塾大学の中室牧子教授は「実はチャイルドペナルティは先進国の方が、農村部・地方よりも都市部の方が大きくなることが分かっている。なぜなら農業は“食住一体”で、意外と分業がしやすい。子育てと仕事の一体になって運用しやすい。でも、工業化がだんだん進んでくると居住地と職場が離れてしまう。そこでジェンダーに基づく分業が始まっていく。お母さんは家庭で、お父さんは外で働いてみたいなことが進んでいった」と説明した。
(『ABEMAヒルズ』より)


