株式会社保健科学研究所代表取締役社長の久川聡氏は、町内会のあり方について投げかける。「仕事を辞めて過ごされている方々にとっての、健康を維持する場として使えたらいいのでは。そういった方々は増えていくので、我々が安心して働けるような安全面、生きがいを見出してもらえるような位置づけになっていくと、もう一度意義が見いだせるのかもしれない」。
これに堀氏は、「コミュニティを作る場としてはいいと思う。集まりたい人は集まって、行けないけれど気持ちは参加したいという場合、オンラインでもいい。ただそこで“出席しないといけない”という風潮が強いと感じる」との考えを述べた。
こうした議論を受け、番組MCの古舘伊知郎は「自分も後期高齢者。“デジタルにならなきゃ”と言っていながら、ちょっと上滑りしていて、自分が大してできないから、回覧板の気持ちがわかる。金子さんの話を聞くとちょっと落ち着く気もする」と率直な感想を話していた。
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