“コメンテーター全員が結果を出している経営者”というトーク番組、ABEMA『For JAPAN #43』が2月21日に放送。2月期は「地方再生」をテーマに、同回はシルバー民主主義に焦点を当て、高齢者から次の世代への“バトンタッチ”について議論が交わされた。
株式会社glob代表取締役社長の古市誉富氏は「高齢男性政治家が実権を握る現実では難しい」との考えを示す。「私たち経営者は、業績が悪くなり、成長性が止まれば、若い人もしくは違う人にバトンタッチするのは当たり前のこと。これから高齢者が多くなり、より良くなるかが考えづらい中で、もともと日本人が持っている事なかれ主義というか、引き算もたし算も下手くそな面。(政治家は)なんらかの特権や利権があって、“変わりたくない”“離れたくない”という思いが強い人が多い。そのために、変わりたい人たちが変われないという現実がある」。
その上で、世襲政治については、「良い場合もあると思う。世襲する人の能力が高ければ必然だと思うが、必ずしもそれが優先順位の一番ではない」と述べる。
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