将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)が2月25日、第10期叡王戦本戦トーナメント準決勝で糸谷哲郎八段(36)と対局を行っている。藤井竜王・名人は、大阪府高槻市の関西将棋会館での公式戦対局は初。注目の“勝負メシ”には、和風塩ラーメンの「金の塩」を注文した。
本局は、昨年失冠した叡王の再奪取を目指す本戦トーナメント準決勝。藤井竜王・名人、糸谷八段ともにあと2勝で伊藤匠叡王(22)への挑戦権獲得とあり、絶対に負けられない大事な一局に臨んでいる。舞台は、昨年12月に高槻市にオープンした新・関西将棋会館だ。藤井竜王・名人は式典などで会館には訪れているものの、公式戦対局は本局が初。新本拠地での一挙手一投足に、ファンは興味津々で中継映像を見つめている。
対局の内容とともに注目を集めているのが、新会館で初となる“勝負メシ”だ。新たな本拠地となった高槻市では、「将棋のまち高槻」を標ぼうし地元を挙げて棋士たちを熱烈応援。「関西将棋会館勝負めしガイドブック」をまとめるなど、訪れるファンにも楽しい街となっている。
藤井七冠の「金の塩」と糸谷八段の「アジフライ」




