強烈なニオイ、手で内臓を取り除き…女子大生たちが伝統の干物づくりに奮闘 くさや後継者不足問題

(4/5) 記事の先頭へ戻る

 くさや作りを支えている“塩職人”も、島外からの移住者だ。齊木佑介さん(36)は2015年に埼玉から移住し、5年ほど前から新島の海水をくみ上げ、塩を作り始めた。ろ過した海水を煮詰めて、塩の結晶ができるまで、およそ1カ月間加熱し、水分が飛んだところで乾燥させる。その後、釜炊きの際に混じった、すすなどの不純物をピンセットを使い1つずつ取り除く。

 3年間の研究の末に完成させた「しおさいの塩(50g/550円)」は、池村さんのくさやに欠かせない調味料になった。齊木さんは「新島はくさやが滅んでしまったら、魅力が半減すると思う。後押しではないが、まず、くさや屋さんに僕の塩をもっともっと使ってもらうのが目標。一生骨を埋める覚悟だ」と語る。

4人中何人がくさや後継者に?
この記事の写真をみる(2枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る