東京・新島の名物「くさや」が絶滅の危機にある。製造者の池太商店3代目の池村遼太さん(42)は、「最近どんどん廃業して、今もう4軒しかない。誰もやりたがらない、くさいしきついし」と語る。そんな現状を変えるべく、門外不出のくさや汁を解禁して、後継者募集に乗り出した。
応募してきたのは4人。移住者支援に興味がある現役会社員の大和田さん(36)は「自分の成長につながる自信がある」と期待している。大学でまちづくりを専攻するゼミでリーダーを務める琴水さん(21)は「島しょ部の振興に興味がある」、くさやが大好物のフリーランス看護師・柴田さん(27)は「人生最後の日に食べるなら、くさや」、新聞で見たくさやの歴史に興味津々の高校生・菊池さん(18)は「魚をさばいた経験もない」ながら参加した。
体験初日、くさや汁に驚く参加者たち■Pick Up
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