次局もリーチで7700点(+300点)の加点とするとダントツ状態に。東3局は1つ仕掛けて満貫のアガリ。南3局3本場はダマテンでまたも伊達から満貫をゲットした。勝負手をしっかりリーチで決め、鳴いても高いセレブ麻雀を展開し、5万点オーバーの快勝で個人5勝目。あと1勝でプラス域に転じる位置まで戻って来た。
試合前の脳裏にあったのはチームの“マイナス3桁”は避けたいという思い。試合後は微笑を浮かべながら「結果が求められる終盤戦、トップが取れて本当に今、うれしいです!」とコメント。東1局の親満貫は仮テンのままで「ツモっちゃったらどうしよう」と迷いもあったようだった。それでも無事に、会心の三色同順へ変化した手作りについては「123の三色同順はかなり早い段階から狙っていた」と語り、さらに「あれをアガれたのはすごく大きかったです」と胸を撫で下ろしていた。
終盤戦のプレッシャーを軽くしてくれたのは、チームメイトの言葉だった。瀬戸熊直樹(連盟)からは「(細かい条件を考えすぎず)普通にトップを取れば大丈夫」と声を掛けられ、また萩原聖人(連盟)も「お嬢様頑張って」とメッセージを送っていたようで、これに黒沢は「力が抜けて、クスっとして(試合に)出て来られた」と語った。この談話には視聴者から「雷電はみんな性格いい大人で雰囲気いいね」「チームワークの雷電」「チームの雰囲気は雷電ダントツやからなあ」と反響が寄せられた。
“セレブ”が引き寄せた上昇気流Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




