「私の人生を返して」16歳で強制された不妊手術…“優生保護法”に人生を奪われた女性、27年の闘いの記録 テレメンタリー 2025/03/01 12:00 拡大する 16歳の頃の飯塚淳子さん(仮名) 2024年7月3日、最高裁は障害者などへの不妊手術を強制した旧優生保護法を違憲と認め、国に賠償を命じる判決を言い渡した。 宮城県仙台市の飯塚淳子さん(仮名・70代)は、16歳で軽度の知的障害を理由に不妊手術を強制され、1997年に全国に先駆けて声を上げた。しかし、国は「当時は合法だった」と被害に向き合わず、社会に残る差別や偏見は変わることはなかった。 最高裁の判決を受け、国は謝罪と補償を検討し始めたが、すでに高齢となり失われた歳月は戻らない。奪われた人生を取り戻すために闘い続けた飯塚さんの姿を追った。 続きを読む 関連記事