将棋の第50期棋王戦コナミグループ杯五番勝負が3月2日、新潟市の「新潟グランドホテル」で行われ、藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、王座、王将、棋聖、22)と挑戦者・増田康宏八段(27)による第3局指し直し局が午後4時31分から始まった。
防衛3連覇とタイトル戦通算100勝、さらにタイトル獲得数27期で史上5位タイの快記録を狙う藤井棋王と、シリーズ初勝利を目指す増田八段による注目のシリーズ第3戦。新潟市を舞台に争われている本局は、午後4時1分に96手で千日手が成立した。
千日手局は、角換わり腰掛け銀の出だしから互いの研究をぶつけ合うようにトップスピードで進行。増田八段の行き届いた研究に、藤井棋王が対応する展開となった。しかし、激しいねじり合いとなった中盤戦では形勢は互角ながら、増田八段のペースと見られていたが千日手に向かい同一局面が4回出現することとなった。
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