【写真・画像】『チ。』作者の魚豊氏とは?性別や年齢は?経歴・作品タイトルまとめ 1枚目
『チ。』全話配信中
チ。 ―地球の運動について―
チ。 ―地球の運動について―

 漫画『チ。 ―地球の運動について―』は15世紀のヨーロッパ某国を舞台にした作品で、異端思想とされている「地動説」を証明するために命をかけて奮闘する者たちを描いたストーリーです。

▶︎ラファウの狂気に遭遇 最終話
▶︎悔やむドゥラカに、朝日が差す 23話
▶︎鬼気迫るツダケンボイス「地動説をブち殺す」 19話

 コミックスは全8巻。2020年9月〜2022年4月まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載されていました。2024年10月からテレビアニメ化され、連続2クール(全25話)で放送されました。

 作者の魚豊(うおと)氏のプロフィールをはじめ、過去の連載作品や連載中の最新作についての情報をまとめました。

目次

  • 『チ。』の作品概要
  • 『チ。』の作者・魚豊氏のプロフィール!経歴や名前の読み方は?
  • アニメ『チ。』に関する魚豊氏のコメント
  • 『チ。』の作者・魚豊氏の学歴は?どこの大学だった?
  • 魚豊氏はX(旧Twitter)などのSNSはやっている?
  • 魚豊氏の連載作品一覧!過去作や最新作のタイトルは?
  •  まとめ

『チ。』の作品概要

 『チ。』は「天動説」が信じられていた時代に、命の危険をかえりみずに異端思想とされている「地動説」の研究をする人々を描いた作品。4つの章に分けられてストーリーが紡がれ、各章ごとに主要キャラクターが異なります。

 物語の舞台は、異端思想が火あぶりに処せられていた15世紀のヨーロッパ某国。わずか12歳で大学への飛び級進学が決まった神童・ラファウは、異端な研究をしていた学者・フベルトと出会い、地球が自転や公転をしているという仮説「地動説」を知ります。

 大学進学を機に好きだった天文学の勉強を諦めようとしていたラファウでしたが、フベルトとの出会いをきっかけに、内に秘めていた天文学への想いを膨らませていき、禁忌とされている「地動説」に惹かれていきます。

『チ。』の作者・魚豊氏のプロフィール!経歴や名前の読み方は?

 『チ。』作者の魚豊氏は東京都出身の漫画家で、名前の読み方は「うおと」です。2018年にマンガアプリ「マガジンポケット(マガポケ)」で公開された『ひゃくえむ。』で連載デビューしました。

 初めて買った漫画は、小学4年生頃に買った『ケロロ軍曹』。魚豊氏はギャグ漫画ばかり読んでいましたが、福本伸行(ふくもと のぶゆき)氏の『カイジ』シリーズを初めて読んで衝撃を受け、『カイジ』の模写をおこなっていました。『カイジ』の絵が特徴的でカッコよく感じ、ストーリーも最高で惹かれるものがあったと話しています。

 物心ついた時から絵を描くことが好きで、幼少期はイラストレーターやデザイナーという仕事を知らず、絵を描く仕事と言えば漫画家だと考えて小学生になる前から漫画家を目指していたとのことです。漫画家を目指す男の子たちをテーマにしたアニメ『バクマン。』の第1話を偶然観て、漫画家になるためには出版社に原稿を持ち込んだり投稿する方法があることを知って、中学1年生の頃から漫画投稿をしていたことを明かしています。

 アニメ『バクマン。』を観てから半年後には漫画投稿を開始。初めて投稿した雑誌は「週刊少年ジャンプ」で、内容はギャグ漫画でした。投稿をはじめて6年ほど経った高校3年生の頃に、「マガジン」の賞を受賞して初めて作品が世に出たと話しています。

 2020年〜2022年4月まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」で『チ。―地球の運動について―』を連載。『チ。』は「マンガ大賞2021」第2位、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第2位、「第26回手塚治虫文化賞」大賞、「第54回星雲賞」コミック部門など様々な賞を獲得するなど話題を集めました。2024年10月〜2025年3月にはテレビアニメが放送されています。

 連載デビュー作である『ひゃくえむ。』は、2025年に劇場アニメとして公開されることが決定しています。

年齢は?性別は女性?

 魚豊氏は1997年生まれのため、2025年時点では27歳〜28歳だと推測されます。

 魚豊氏の性別は男性です。様々な媒体でインタビューに答えていたり、ラジオ番組などに出演していますが顔出しはしていないようです。

アニメ『チ。』に関する魚豊氏のコメント

 魚豊氏は『チ。』のアニメ化を聞いて純粋にとても嬉しかったとのことで、「アニメ化は1つの夢でしたが、いざ決定した制作会社さんや、それ以外のスタッフ、キャスト、放送局、音楽などをお聞きすると、全て「本当に?」と疑うくらい好条件で、いまだに夢のままの様で、現実感がありません」とコメントしました。

 『チ。』のアニメは、『DEATH NOTE』『サマーウォーズ』『葬送のフリーレン』などのアニメーション制作会社「マッドハウス」が手がけています。「マッドハウス」は魚豊氏が学生時代に毎週通っていた友人の家の近所にあったため、「アニメの話を聞くたびに学生時代が想起されて、色々と感慨深いです」と綴っています。

 アニメに期待していることを聞かれた魚豊氏は、「漫画は良くも悪くも個人作業の面が強く、かなりの事を""自分ごと""に出来てしまうので、だからこそ、他のメディアに移された時に、自分のものでなくなる様な感覚を期待しています。切り離された他人事として見られる気がして、それがとても嬉しいです」と答えました。

マッドハウス制作の葬送のフリーレン
マッドハウス制作の葬送のフリーレン

『チ。』の作者・魚豊氏の学歴は?どこの大学だった?

 魚豊氏はインタビューなどで、大学に進学したことを明かしています。しかしながら金銭的な事情から2年生までしか通えなかったとのことです。

 高校では倫理の授業が好きだった魚豊氏は、大学は哲学科に入学。調べた限りでは大学名などは公表していないようです。

 『チ。』においても、プラトンやニーチェなどの哲学者の考えが反映されていると答えています。『チ。』の連載をはじめる前には天文学史を調べたり、歴史家に取材をおこなったとのことです。

魚豊氏はX(旧Twitter)などのSNSはやっている?

 魚豊氏はXのアカウントを開設しています。魚豊氏のXでは自身の作品の告知だけでなく、魚豊氏のイラストも投稿されています。

 アニメ『チ。』の初回が放送された2024年10月5日にはテレビを見ているラファウのイラスト、 第13話が放送される2024年12月21日にはサンタの格好をしたノヴァクのイラストが公開されました。

チ。 ―地球の運動について― - シーズン1 - 13話
チ。 ―地球の運動について― - シーズン1 - 13話

魚豊氏の連載作品一覧!過去作や最新作のタイトルは?

 この項目では、これまでに魚豊氏が発表した連載作品を紹介します。

 2018年に発表した『ひゃくえむ。』で連載デビューを果たしました。100メートル走をテーマにした作品で、コミックスは全5巻(新装版は全2巻)。2025年に劇場アニメ化されることが決定しています。

 2020年9月〜2022年4月まで「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載された『チ。―地球の運動について―』が、魚豊氏の2作目の連載作品です。コミックスは全8巻。「マンガ大賞」をはじめとする様々な賞を受賞し、魚豊氏の代表作となりました。2024年10月にアニメ化されています。

 魚豊氏の3作目の連載作品はWEBマンガサイト「マンガワン」に掲載された『ようこそ!FACTへ』です。2023年8月〜2024年2月まで連載され、コミックスは全4巻。陰謀論と恋をテーマにした作品で、SNSなどで話題を集めました。

 魚豊氏の4作目の連載作品が『Dr.マッスルビートル』です。2025年1月から「週刊少年チャンピオン」で連載が開始され、現在も連載中です。魚豊氏は原案&ネーム協力で、漫画は『レモンエロウ』『ヒソカニアサレ』の古町(ふるまち)氏が担当。マッチョな主人公と昆虫博士の老人がタッグを組む物語です。

 まとめ

 『チ。 ―地球の運動について―』の作者・魚豊氏は、東京都出身の漫画家です。幼少期から絵を描くことが好きで漫画家を目指すようになり、中学1年生の頃にアニメ『バクマン。』を観たことがきっかけで漫画の投稿をはじめました。

 2025年1月からは原案&ネーム協力担当として「週刊少年チャンピオン」で『Dr.マッスルビートル』の連載中。連載デビュー作の『ひゃくえむ。』は、2025年に劇場アニメ化されることが発表されています。

(C)魚豊/小学館/チ。 ー地球の運動についてー製作委員

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