アニメ「機動戦士ガンダム」第15話には、妙にほっそりとしたザクが登場した。その独特なデザインは、インターネットがなかった時代から現在に至るまで、ネタとして語り継がれている。しかし、この回でクセが強かったのはザクだけではない。実はガンダムも、かなりクセの強い姿をしていたのだ。
【映像】変なポーズを決める仲良しガンダム&ザク(19分35秒ごろ~)
ククルス・ドアン(CV:徳丸完)は、ザクとともにジオン公国軍から逃げ出してきた脱走兵だ。彼が操るザクは、これまでガンダムに撃破されてきたザクたちとは異なり、明らかにやせ細っていた。
「これは新型なのか? それとも旧型? 改造機なのか?」と、ファンの間で混乱を招いたが、真相はどれにも該当しなかった。ここまで登場してきたザクと変わりない機体だったのだが、たまたまこの回の作画が独特だっただけなのだ。
この“ほっそりザク”は長年「ドアンザク」の愛称で親しまれ、ついに2022年6月、リファインされたデザインで劇場版「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」として公開され、話題となった。
注目度が高いザクだったことに間違いないが、第15話でユニークだったのはドアンザクだけではない。ガンダムもまた、クセの強い仕様になっていた。ドアンを追ってやってきたジオン軍のザクと交戦するため、アムロ・レイ(CV:古谷徹)はすかさずガンダムで出撃し、ドアンザクの加勢に入ろうとする。
シリアスなシーンでシュールなポーズのガンダム