そんな中、いじめの反動から中学2年生で非行に走ってしまい、少年院に入ることに。しかし、そこで教育の重要性を感じたという。
「少年院には13歳とかから21歳まで幅広い年齢層の人がいて、みんな何をしてきたかもわからない。薬物で歯がない人、暴行した人、家庭環境が劣悪な人。生まれた環境も見た目もぐちゃぐちゃな中で、“その人のパーソナリティは大事にしなきゃいけない”というカリキュラムが組まれて、“いろいろな人がいて当たり前”っていうことを頭に叩き込まれた。その教育が少年院にあって、なぜ一般社会、学校にはないんだろう。人の見た目の違い、運動ができる・できないがあって当たり前、という教育を公立の学校ですれば、すごい変わると思う。全国民が少年院の教育を受けたほうがいい」
議論の中では、多忙な教員にいじめ問題まで解決させるべきかという意見も出たが、アレン様は次のような考えを述べた。
「先生に求めすぎることは確かによくないと思う。ただ、解決まで導かなくても、少なくとも違和感に気付ける先生であってほしい。違和感に気付いて、報告をする。そんな熱量で接していただきたい」
(『ABEMA Prime』より)
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